25日の日記についてですが…………ええい、迷ったけれども、思い切って書いてしまおう。
念のため言っておきますが、本当に、現時点では、思いつきを口にしている段階である、とは強調しておきます。やりたい気持ちだけは本気ですが。

まあ、要するに「陽子アンソロジー」(仮)な訳ですよ。

ああ、「あ、やっぱり」とかいう声があちこちから聞こえてくるような幻聴が……

何と言いますか、陽子のみに特化して、漫画、SS取り混ぜて、読み応えのある本を作りたい、という思いが生まれてしまいまして。当然ながら、この場合、陽子のみ、ということと、出来る限り多くの描き&書き手が参加してくれる、ということが重要な訳でして。前半は問題無いとして(いつも自分でやってることだし)、当然ながら、後半が問題になってくる訳です。
コミマテやオイム等は、何を描くかは描き手に任されていたわけですが、この場合は陽子のみ、とは言わないまでも、陽子を中心にすることが必須な訳で。
それだけでもある程度描き手を制限することになりますが(陽子の人気なら、ここは決定的な問題とはならないとも思えるけれども)、最大の問題は、私自身にある、と言えましょう。
もっとも、言い出したからには、人及び作品さえ集まれば、きちんとした本を作り上げて見せますし(アンソロジー形式の本でこそ無いが、個人誌発行の経験はそれなりに豊富ですから)、自分自身の作品も、気合の入れたモノを収録するつもりです。更に、イベント以外での販売についても、それなりに考慮するつもりでもあります。

まあ、とどのつまりは、私にその、肝心の「人及び作品」を集めるだけの力及び実績が無いっつーことですな。
恐らくは、私についての周囲の認識っつーのは、恐らく「陽子好きの駄名有り」って程度のものだと思われますから、そーゆー奴が呼びかけて見て、果たして、どれだけの人が賛同してくれるのか、いや、そもそも、呼びかけ自体に気付いてくれるのか、ということになるでしょう。
自分自身で作品を作る、というだけならば、その辺は気にすること無く、自分で出来ることを頑張ればいいだけで、そうやって今まで十年間程やってきた訳なのですが、今回のように、不特定多数の人に呼びかけて作品を集めるなんてことは、これまで経験したことのない未知の領域なのです。

ですが、それでも、私は、やってみたくなったのです。全くもって無謀極まりないことであり、賛同者が現れなければ、それだけで、私自身にいくらやる気があったとて、即ポシャること位は承知の上で。


ただ、陽子が好き、という気持ちを、少しでも多くの人と共有したくなったから。