DVD-BOX「元気爆発ガンバルガー」
買ってから少しずつ見て現在25話まで。大体半分をちょい越えたとこ。
しかし、今見ても全く色あせることなく記憶のままに面白い。作品の隅々まで記憶の通りでした。それだけ昔見まくっていたとゆーことなのですが。
ちなみに、放映直後に発売されたビデオは前半ちょい過ぎまでVHS、それ以降をLDで買っていたのでした。しかし、ビデオデッキは壊れ、LDは見れないことは無いが奥にしまわれてて出すだけで一苦労。しかもかさばるし。とゆーわけでコンパクトでしかも見やすいDVDのBOXは待ちこがれていたと言えます。

それにしても、ここまで見返した25話につまらない話が皆無とゆーのも凄い話で。もちろんこれ以降にも皆無なんですが。改めてこの作品の完成度の高さと傑作ぶりを噛みしめております。プロの仕事としても非常に水準が高いです。凄みすら感じさせる程に。
作品世界の構築と表現力の高さ、キャラクター造形と配置の確かさ。設定を生きた形で作品として昇華させる力量。それにスタッフ間での意思統一も高いレベルで計られていることもまた、作品から明確に読み取ることが可能です。

一例を挙げるならば、実は、この作品、一年間のシリーズを通して、ただの一人として、毎回のストーリーに関わる形ではいわゆる「ゲストキャラクター」が登場しないのです。(モブキャラ及び、一度だけ本当に顔見せ程度に登場したライジンオーの三人組は除く)即ち、全て、レギュラーとして最初から準備されたキャラクターのみを使って全ての話が作られているのです。これは余程スタッフ間で意思統一が図られていなければあり得ないと言ってもいいでしょう。無論、先に挙げたキャラクター配置の確かさもまた同様。初期配置のキャラクターを一人も増やさず、一人も減らさず、しかも無駄なキャラクターは皆無なのです。
強いて言うならば、毎回登場する敵の魔界獣がゲストキャラに相当するとは言えるでしょうか。これも毎回これでもか、と趣向を凝らしたアイディアが練り上げられて形になっていたものでした。

それにしても、なんだかえらく語ってしまったような。
しかし、この作品が放映されていた一年間は、本当に幸せだったなあ、と改めて感じましたねえ。うんうん。まだまだ語りたいことは多いんですが。とりあえず今夜はこれにて。