UMAハンター馬子―完全版〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

UMAハンター馬子―完全版〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

UMAハンター馬子―完全版〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

UMAハンター馬子―完全版〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

一見コテコテで傍若無人な大阪のおばはん。
実はコテコテで途轍もなく傍若無人な大阪のおばはん。だが民俗学等に意外なほど造詣が深く、かつおんびき祭文の名人である蘇我家馬子とその弟子の蘇我家イルカが行く先々で遭遇するUMA事件を見事解決?する新伝奇ならぬ「珍伝奇」小説。
各話のサブタイトルがウルトラセブンのそれとまんま同じだったりするのはご愛敬だが、これを念頭に置いておくと最終話で大爆笑出来たりする。……いや、最終話結構シリアスな……筈なんですがね。
結構UMAの知識に関しては本格的なものなので読み応えもなかなか。面白いです。