昨日ツィッターで言及した「オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治」ようやく部屋で発掘。

オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治

オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治

エンデ全集〈15〉オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治

エンデ全集〈15〉オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治

オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治 (同時代ライブラリー)

オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治 (同時代ライブラリー)

オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治 (1984年)

オリーブの森で語りあう―ファンタジー・文化・政治 (1984年)

例の問題を本質から考えるための手掛かりが多く盛り込まれています。「ポジティブなユートピアの欠乏」というテーマから話題が豊かに拡がってゆき、内容的にも現代の日本にも通じる示唆が多く盛り込まれており、多くの方にぜひいちど読んで頂きたい本。余談ですが、私の持ってるのは同時代ライブラリー版。
エンデと語る―作品・半生・世界観 (朝日選書)

エンデと語る―作品・半生・世界観 (朝日選書)

上の本の少し後での子安美知子氏との対談。ある意味上記の続編的な意味合いもあり、できれば合わせて読んでほしい本。

大したことは出来ないのがもどかしいが、ぜひとも非実在犯罪を取り締まろうなどという現実とフィクションの境界を見失ったあの問題について「考えて」頂きたいと思います。この二冊はそのための手掛かりとなってくれると信じていますのでここで紹介させて頂きました。


原稿は……やっていますよ。ええ、やっていますとも……(汗