ちょっと思い立ってD600の自動ゆがみ補正の画質への影響を簡易的ではありますが検証してみました。
これが全体。
撮影データはニコンD600&ニッコール28-300mm、SB-700でバウンス、ISO100固定、絞りF8でAモード、ピクチャーコントロールはスタンダード、ViewNX2でRAW現像。測距点は上端を使用、ピントを合わせた部分を長辺500ピクセルで切り抜き。
自動ゆがみ補正OFF、長辺800に縮小。

自動ゆがみ補正ON、長辺800に縮小。

等倍切り抜き、自動ゆがみ補正OFF

等倍切り抜き、自動ゆがみ補正ON

厳密とはいえませんが、私の目には自動ゆがみ補正をOFFにした方が若干シャープに見えます。これでも一応複数枚撮った上で、差の「少ない」方を選んだつもりです。もう少し多角的にやってみるともう少し違う結果が出るかもしれませんが、やはり自動ゆがみ補正は画面全体のシャープネスは損なう可能性があるように思いました。
ちなみにモデルになって頂いたのはこちらのグッスマ1/8ほむらちゃんです。

魔法少女まどか☆マギカ 暁美ほむら (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

魔法少女まどか☆マギカ 暁美ほむら (1/8スケール PVC塗装済み完成品)

Nikon デジタル一眼レフカメラ D600 ボディー D600

Nikon デジタル一眼レフカメラ D600 ボディー D600

Nikon スピードライト SB-700

Nikon スピードライト SB-700

追記:秋の高尾山での撮影分より抜粋
先日、11月28日更新分高尾山と劇場版まどか後編 - 闇野神殿の日記
でアップした分とは別に選別し、RAW現像、長辺約2400ピクセルにクロップ。ここにアップされる際に再度長辺1200にリサイズされています。等倍画像を観たい方は画像クリックしてはてなフォトライフに入り、「オリジナルサイズを表示」。その他ピクチャーコントロールをスタンダードに統一してのクロップ以外は弄っていません。


上の全体がこれ。どれもこのサイズの中から上のものと同じ割合を切りぬいてあります。


このページ内では長辺1200に縮小。画像をクリックしてはてなフォトライフに入り、「オリジナルサイズを表示」で、2400ピクセルの等倍クロップが見られます(3番目の全体画像除く)
画面内のごく一部を切りぬいたもの、しかも高倍率ズームにもかかわらず、葉の葉脈や質感まで手に取るようにわかります。俺のようなシロウトが扱っても、ニコンD600はこのくらいのポテンシャルは発揮してくれるという例として上げてみました。なお、高尾山では自動ゆがみ補正はすべてOFFで撮影しております。