松本清張「点と線」新潮文庫

なんか本屋で棚を眺めていたら何となく興味が湧いたので買って読んでみた。

面白い!!

つーわけであっとゆー間に読み通してしまう。あまりに面白かったんで今日帰りにまた松本清張の本数冊買ってきてしまいました。

いわゆる「アリバイ崩し」と言われるタイプの推理小説
ある汚職事件の渦中にある人物が博多で心中しているのが発見される。また、この二人は東京から二人で列車に乗るのを目撃されており、心中を疑う者はほとんど居なかったが、一人のベテラン刑事は些細なことから疑いを抱き、独自に捜査を始める。また、東京でも汚職事件の方面からこの事件に疑いを抱いた警部補が博多へと出向き、協力して捜査に当たることに。だが、怪しいと目される人物は、事件当日、なんと北海道に居たことが判明した……。

一時期一世を風靡した「社会派推理小説」のはしりとなった作品ですね。怪奇な舞台もおどろおどろしい仕掛けも無いですが、幾度も壁にぶつかりながらも地道な捜査を進める刑事たちの姿を確かな筆力で描写し、ぐいぐいと物語に引き込んでくれます。

んで、その直後に読んだのが、


おかゆまさき撲殺天使ドクロちゃん4」(電撃文庫

……………………俺の脳味噌と読書傾向は腐ってますか。

説明不要。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜


……オチをつけてどーするよ、おい。