最近ニコンのFX中級機・D700(仮)の噂が出ているようで、個人的にはあながちガセでもなさそうな印象をうけてはいます。
それによるとおおざっぱに言えばD300のボディにD3の素子を入れたような感じのようで、画素数がD3と同じで感度設定も同様に常用ISO6400、増感25600のようです。
D300サイズのボディでD3の高感度を得られる利点は大きいと感じるので、画素数アップに走らなかったことは個人的には歓迎。あとは現状不明瞭な部分としては、内蔵ストロボが搭載されるのか、D3には無かったダストリダクションは付くのか、連写はどれくらいなのか、ファインダー視野率100%はあるのか(これは個人的には無いと思う)といったところでしょうか。
どうやらD300のマルチパワーバッテリーパックMB-D10が使用できるらしいとのことなので、EN-EL4使用で連写速度アップとかもあるのだろうかとかまあ妄想はふくらむところですが。まあ価格は30万弱〜35万程度が予想されているようで、D300すら手が出ない自分としてはD3ともども高嶺の花には違いないのですがね。

まあ、やはり噂の範囲では上記D700と7月1日同時発表とも言われるD90(仮)の方が私にとっては射程内な訳で。
こちらの方はD700のようなパンフ写真流出(汗)があった訳でないので具体的なところが全く不明なのですが、想像の範囲では、かつてのD200D80に似た位置づけがD300との間に成り立ちそうである、というのは容易に考えられるところではあります。
それをそのまま置き換えるなら、D300のファインダー、撮像素子、AF、あとはトレンド機能のライブビュー、ダストリダクションあたり?を現行D80クラスのボディに搭載してくる、といったところがまず想定されますが、流石にまずファインダーの視野率100%はまず確実に無いでしょうから現行D80レベルがほぼ据え置きでしょうか。あとは51点AFと3Dトラッキングも見送りになる可能性は低くないかな? その場合D80並の11点据え置きになるのか、もういくらか増やして3Dトラッキング的なものを搭載してくるのか、といったところが考えられるところですが。
ライブビュー、ダストリダクションは現在のトレンド的に鉄板でしょうか。撮像素子もD300とほぼ同等の1200万画素CMOSセンサーの可能性が高い気はします。あとはD80の秒3コマ連写のスピードアップがあるのかどうかですが、流石にEOS40D並の秒6.5コマまではいかなくとも秒5コマ前後くらいまでなら可能性はあるでしょうか。
あとは価格でしょうなあ。D80が発売当初12万弱程度だったので、どの程度の機能が載ってくるかでこれに上下2万程度あたりを想定、といったところでしょう。

同時発表のレンズはシフトレンズ2種とマイクロ他があるらしいとのことですが、D700があるならFX対応の新標準ズームは不可欠だと思うので、その辺は出してほしいところですな。24-120?あたりをVR?と新光学系でリニューアルして、D700とのレンズキット、DXの16-85?をD90とのキットにするとある意味出来すぎなくらいのラインナップが出来上がりそうなんですけどねー。

※一応念のため言っておきますが、上記はすでに流れているD700の噂以外の部分はほとんど私の想像の産物ですので(特に最後のレンズの部分)くれぐれも真に受けられませぬよう。そう見当違いではないんじゃないかな……とは思いますが、しょせんは従来の流れから見たしろうと予測。こんな予想を覆すようないい意味での驚きも期待したいところです。まあ、7月1日になれば全てが判る……かな?

まあたとえD90が出ても即座に買い換えるかといえば流石に難しいでしょうけどねー。D80だって充分良いカメラなんだし。