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Nikon | ニュース | 報道資料:デジタル一眼レフカメラ「ニコン D3100」および「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」を発売
Nikon | ニュース | 報道資料:「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G」、「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」、「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」を発売
ニコン、同社初のフルHD対応デジタル一眼レフ「D3100」 - デジカメ Watch Watch
ニコン、ズーム全域F4の「AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED VR」 - デジカメ Watch Watch
ニコン、大口径中望遠レンズ「AF-S NIKKOR 85mm F1.4 G」 - デジカメ Watch Watch
ニコン、FX対応高倍率ズームレンズ「AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6 G ED VR」 - デジカメ Watch Watch
ニコン、高屈折率レンズ採用の「AF-S DX NIKKOR 55-300mm F4.5-5.6 G ED VR」 - デジカメ Watch Watch

  • まずは発表された中では唯一のカメラボディD3100。

ええと、実はこれかなり欲しいです……まず名前がいいよね名前が。極私的な感想ですが、私の初デジカメがNikonのCOOLPIX3100だったもので……。まあそれはともかく。
夏のコミケにはD700でなくD90の方を持ちこんだんですが(企業ブースで展示物撮るくらいでしたが)、使う分にはいいですが、荷物としてはD90+VR18-200mmでも結構かさばる&重かったんで、またD40路線のこのサイズのボディが欲しくなったということですね。まあ……冬くらいまでにどんだけ値が下がるかかなあ……。
で、まず最初のポイントとしては撮像センサーが(恐らくはSONY製でα550やNEXと同じ?)1400万画素CMOSセンサーを採用したこと。画素数が増えたことはどうでもいいですが、α550やNEXは高感度性能も高いようなので、画素数が増えたとはいえD90D5000よりも高感度性能が向上していることが期待できるように思われます。感度自動制御は恐らく新仕様でしょうが……高感度の向上があれば(多少は)フォローできることと、ワンフェス等で本格使用するものとしなければ……ということも含め、サブ機的なポジションで手元に置いておきたい気がします。
他にいくつか注目しておきたいところとしては、ファインダー表示が

ファインダー内のAF操作時の表示枠を一新。スーパーインポーズ表示とクリアーマットスクリーン?の採用により、周辺部まで明るく、すっきりと見やすいファインダーを実現しました。

とあり、従来の液晶挟み込み表示では無くなったようです。スーパーインポーズはD40などで使われていましたが、液晶挟み込みがないことでクリアな視界が得られていたのでまずその点では○。ただし、液晶挟み込みではスクリーンの交換無しでも格子線が表示できていたのですが、D3100では出来なくなっています。この点は微妙に×か。
また、モードダイヤルの基部にレリーズモードセレクターが設置され、単写、連写、セルフタイマー等がメニューに入らなくともレバーで即座に変更できるように。これは上位機種並あるいはそれ以上の操作性向上に繋がるので大歓迎ですな。ところで単、連、セルフともう一つの[Q]って何?
あとはこっそりバッテリーが変更になったりDムービーにフルハイビジョンが追加されたりしてますが……?

  • 次いではナノクリAF-S NIKKOR 85mm f/1.4G。VRは搭載されていませんがF1.4の明るさと中望遠の85mmという焦点距離、あとは描写優先ということなんでしょうかね?

まあ価格の方も大変に立派なので購入対象にはとても出来ませんが……。

  • 今回発表されたラインナップ中言うまでも無い大本命中の大本命・AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

このクラスのレンズについてはまずD700の発表が噂された頃にリニューアルを予想したことがあったりもしましたが、結局なかなか発表されず、まさかのD700購入時も旧24-120のレンズキットでの購入となったのでした。実際のとこ、旧24-120は「言われているほど悪くは無い」とは思っていましたが、ワンフェスでの結果を考えるとD90+16-85mmと比べてもレンズの差で負けてるかも……と思わざるを得ない面もあったりして、なかなか微妙な存在になっていたようにも。コミケ持ち込みをD90にしたのも、レンズのことが少なからず理由にあることは否定しがたいと申しますか。
実際リニューアル予想については願望込みで何度か書いたことはありましたが、ナノクリ、VR2、F4通し、望遠端120mmかつ最短撮影距離も45cmに縮めてくるなど、仕様としてはほぼ全てにおいて予想した範囲の最大理想値で製品化された感があります。……値段以外は。ヨド価格14万弱はなかなかに立派なお値段と言わざるを得ないですが……でも予約してきたよ! ああ予約したともさ! われわれは2年待ったのだ!

  • ちょっとびっくりのこのレンズ。AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

DXにおける18-200mmをそのままFXに持ってきた高倍率ズーム。なんでもD700の新キットレンズになるんだとか……実は旧24-120の実質的後継レンズってこっちなのでは?
価格の方も18-200からそれほど遠くなく、比較的リーズナブル。あくまでも比較的……ですが。
写りが旧24-120より悪いということもないだろうし、ぶっちゃけこっちを選ぶこともかなり本気で考えないでもなかったですが……。いや、いずれは……ぶつぶつ……。おおやばいやばい(汗
まあ、多分AFは24-120mmF4の方が速いだろうし……ナノクリ105mmマイクロでもAF速かったし、うん、多分。
余談ながら、D700とこれがキット販売されるということは、まだ当面D700は現役ということでしょうな。まあ別に問題はないですが。

  • 以上三本はFX対応でしたがAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRはDX専用。

従来エントリークラスのダブルズームキットの競争力強化として望遠側55-200mmの置き換えになる模様。D3100のダブルズームはこちらになっていますね。ダブルズームでリーズナブルに望遠を手にしたい人向けといったところでしょうか。既にVR70-300mmを持っている人にはそれほど必要ではないでしょうが。DX専用だし。まあ販売戦略の面では重要なポジションと言えそうです。

  • ということで、これまでNikonのFXレンズシステムの中で最も重要なはずなのに、ぽっかりと大穴の空いていた標準域のミドルクラスレンズにようやく最新のレンズが二本追加。さらに大口径単焦点も加わり、かなり隙のないラインナップが形成されてきたと言えそうです。あとは70-200mmクラスのF4通し追加でいわゆる「中三元」完成といったところでしょうかね?