ガンダム00セカンドシーズン第十七話
う わ あ あ あ あ あ
大佐、大佐がああああああ!!!

クーデターはアロウズの情報操作のため実質失敗に等しい状態に。ハーキュリー大佐は退避命令を下し、自らはこの場で死ぬ覚悟を固めるが、セルゲイ大佐の叱咤により民間人の救助のため動き出す。
負傷した刹那のダブルオー以外のガンダム三機がアフリカタワーに急行、蹂躙されるカタロン機にライルが怒りを顕わにする。彼はかなりの激情家なんですよね。普段は飄々としていますが。
その頃上空彼方ではもう一基のメメント・モリがアフリカタワーへ(?)狙いを定めようとしていた。ウホッいい男グッドマンのセリフからすると六万の民間人をタワーごと破壊しようとしていたようです。そんな中、刹那が負傷を押して出撃しようとする。メメント・モリを止められるのはダブルオーだけだ!
沙慈を伴い超高空へと向かうダブルオーライザーだが、ブリングのMAが迫る。セラヴィー、アリオスを捕らえた電磁ワイヤーに苦しめられながらも渾身の一撃を放つ。ブリング機をまっぷたつにしながらも放たれた大出力のビームがメメント・モリを……外した!? と思われたが、ビームの光跡は消えない。まさか、これは……
ビ ー ム サ ー ベ ル だ……と!? 
ロボ魂のダブルオーライザーセットに付属したロングサーベルの長さにも驚かされましたが

ROBOT魂[SIDE MS] ダブルオーライザートランザム

ROBOT魂[SIDE MS] ダブルオーライザートランザム

実際に登場したのはとてもそんなものではありませんでした。驚かせてくれます。
イデオンソード超ロングサーベルのビームがメメント・モリへと食い込んでゆく……が、あと一歩というところで出力ダウン。狙いは逸れたがメメント・モリは発射されてしまう。射線の先にはタワーの上層部が。大質量の崩落を避けるための安全装置が作動、外装が次々とパージされてゆく。脱出する民間人の乗ったモノレール(?)までも巻き込みながら。その様子を愕然と見守りながらエレベーター内部を地上へと急ぐ両大佐。少しでも多くの人々を守らねばならないと。
落下する破片はエレベーターの下にある都市を襲う。スメラギさんが周囲全ての機体への破片破壊への呼びかけを行い、ガンダムたちは破片の迎撃を開始する。マリーもGNアーチャーで出撃。ここでプラモの箱横のあのセリフですよ。そしてカタロン、正規軍、果てはマネキン指揮下のアロウズ機までもが破片の迎撃に参加する。そして、両大佐機、ダブルオーも参加。「だが、悪くない……」
危機に際し、敵味方を超えて一つの目的のためにまとまる人々。
コラ沢さんは搭乗機が現在無いから参加しなかったのでしょうか。空気読めない人ブシドーさんは粒子切れとトランザム時に血ぃ吐いてたから肉体的ダメージのため不参加……だとは思うんですが。
破片落下は止まったが、アンドレイはハーキュリー、セルゲイ両大佐が同行していることに短絡的にセルゲイがクーデターに参加したと誤解、ハーキュリー機を撃墜、逆上したまま反撃しない(出来るはずがない……)大佐のタオツーにビームサーベルを……
「大佐あああああっ!!」ソーマ(あえて)の叫びが響く。セルゲイは、妻の死後、息子との対話を避けたことを詫びながら、誘爆に巻き込まれないようアンドレイ機を押し放し、爆散する……

あくまでも軍人としての己を全うしようとしつつ、私人としての自分に裏切られたとでも言うべきなのでしょうか。それにしてもアンドレイは父もまた心に傷を負っていたことを最後まで理解せず、いや、憎しみのために幼時の憎しみを幼稚な状態のままで持ち続け、理解しようとすることさえ拒み、自らの手で父を殺してしまうとは……ルイスと同様、誤解のため大事な人を憎み、ルイスよりも先に取り返しの付かないところまで行ってしまったと言うべきか。
それにしてもセルゲイ大佐には生きていて欲しかったです。00で一番好きな人だったかも知れません。連邦の反アロウズ派をまとめ上げ、戦う姿が見たかったし、そうできる力量もあったはずなのに……

次回は4ヶ月後からだそうで。果たしてエレベーター崩壊の影響は、クーデターの影響はどうなっているのか。そして元姫はとうとう三十路に突入してしまうのk(ぉ

……最後に台無しです。本当に(ry