今月は小野寺作品の単行本一挙三冊発売とゆーアレなことに。

南雲三兄弟長兄・天才(と紙一重)科学者である南雲一文字と助手・人見硝子(しょうこ・がらすではない。裸眼)と共に眼鏡の歴史を(そのためだけに開発した)タイムマシンで巡るとゆー……まあアレな訳だ。
三話を費やして一巻の後ろ半分を丸々埋め尽くしたジャンヌ編は特にもうね。しかしまあちゃんと面白いから困ったものです(笑)
目の悪いせいで目つきの悪い少女・ジャンヌが眼鏡をかけたことで可愛くなる様は、まさに小野寺浩二の真骨頂。流石としか言いようが無く。
スピリチュアルぱらだいす 3 (サンデーGXコミックス)

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これもまた小野寺作品ならではの心霊ギャグ。気が付いたらもう三巻目。
霊感ゼロなのに霊体験を求めてやまぬヒロイン・美月ルナに何の因果か一目惚れしてしまった主人公・玉置忍くんの苦難にも程がある日々。なにせヒロインであるルナの性格とゆーのがもう、ぶっちゃけ端的に言えば、『涼○ハ○ヒの関心事を心霊方面に特化させて100倍悪質にしたような』とでも言えば判りやすかろーか。
各キャラの背景もだんだん明かされてきてストーリーも佳境……なんだがまあなにしろ小野寺作品だけに困った人たちだらけで実に楽しいとゆーか愉快痛快とゆーか氷室さん萌え度急速進行中とゆーか(ぉ
しかし密かにそこらの心霊モノなど及びも付かないほど本格的な心霊知識を基にしていたりとか侮れない。これもまた小野寺作品の隠れた一面でもあるのでした。